今年一年の楽しみを振り返る 2019
趣味に費やす時間が減り気味だった。
映画
バジュランギおじさんと、小さな迷子
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インドのおじさんが、口のきけない迷子の少女をパキスタンに送り届ける。
おじさんの愚直さと少女のかわいらしさに笑いが止まらず、そこから織りなされる人間模様に涙が止まらない。
きみと、波にのれたら
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恋人を亡くした女子大生の前に、恋人の幽霊が現れる。
前半、視覚と聴覚の両方から同時並行で二人の生活が流れ込んでくるかのような演出に驚かされた。アニメーション(動きやカメラワーク)の面白さにもあふれている。
天気の子
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東京に家出してきた少年が、不思議な力を持つ少女と出会う。
00年代を思い出させる懐かしい展開。終盤の展開にこれぞセカイ系と膝を打った。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 —永遠と自動手記人形—
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戦争で腕を失った少女が、身寄りのない少女の家庭教師を務める。
美しい映像とともに静かに綴られる物語に、気づけば目が離せない。
HELLO WORLD
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引っ込み思案な男子高校生の前に、「未来の自分」を名乗る男が現れる。
我が身が欠けても愛する人を取り戻したいという執念と、これぞSFという物語構造に惹きつけられた。
ほかにもよかった映画がたくさんあった。以下に挙げたのはその一部。
- ビビッドなアニメーションに目が釘付けとなる『スパイダーマン:スパイダーバース』
- 潜水艦アクションのスリル満点『ハンターキラー 潜航せよ』
- 絡み合う人間模様に青春を感じる『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』
- とにかくかわいい! この世界に行きたいと感じさせる『名探偵ピカチュウ』
- 人生ままならぬものだが、だからこそ美しい『長いお別れ』
- ティーンズ向けと思いきや社会派要素もあり、クライマックスの演出が印象的な『小さな恋のうた』
- 息をのむ展開でテロ事件を描く『ホテル・ムンバイ』
- ディズニーミュージカルの力を見せつける『アナと雪の女王2』
- 最後にタイトルの意味を噛みしめる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
- 思う存分笑えるドタバタコメディ『カツベン!』
アニメ
荒ぶる季節の乙女どもよ。
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女子高生たちが性と恋を意識し翻弄される。
岡田麿里が原作・脚本ということで、生々しさにあふれる青春を存分に味わえた。
来年に向けて
よい年にする。